さまざまな製造業を経た今、
造船のおもしろさに気付く。
物心ついたときから乗り物が好きで、社会人として最初に入ったのも造船会社でした。設計の仕事で経験を重ねるうちに、別の乗り物の職にも就いてみたいと思い自動車の道へ。同じ製造業とはいえ、一品物である船と量産物である車では造り方も考え方も大きな違いがあり、船以外のノウハウや知見を得られたのは貴重な経験だと思っています。その後は一時期、家業の手伝いで半導体の製造装置をつくる仕事に就きました。そこでも広い意味で製造の仕事に関わっていたわけですが、いくつもの装置が組み合わさって機能を発揮するおもしろさを改めて感じたので、再び造船業に復帰したいと思い墨田川造船に入社しました。