社員紹介

時代が求めている、
新たな船を目指して。

Profile

Hamada Yosuke 濵田 洋介
技術部(電気)課長
2009年⼊社

長年の経験と積み重ねで
墨田川造船へ。

学生時代はデザインや建築関係の勉強をしていて、はじめは港湾設計会社に入社して空港や港などの設計補助を担当しました。その後は転職活動を考えながら、かねてから興味のあった自衛隊に入隊し、約3年間、電子整備員として勤務することに。除隊後は都内の建築会社で現場監督などをしていたところ、自衛隊時代の上司が墨田川造船で働いていて「ウチに来ないか」と誘ってくれました。何もないところから完成まで、船造りのすべてに携わっていけると聞き、とてもおもしろそうだなと。入社当時はとても忙しかったのですが先輩方にも助けていただき、今思えば刺激にあふれた日々でしたね。

「万が一」を想定し、
誰よりも安全対策を徹底。

現在は技術部の電気担当として、船の電気にまつわるすべての業務を担当しています。具体的には、調査表の作成からはじまり、機器の配置や回路図の検討、現場での取り付けや作動確認、そして計測や引き渡しに至るすべての工程を一手に担うポジションです。船は水上でトラブルに見舞われたら、すぐ解決できるとは限りません。まして電気設備に不具合が生じた場合は、大きな事故につながってしまう可能性があります。だからこそ、些細な部分でも気になるところは徹底的に確認し、日々の仕事でも万が一に備えて責任感や緊張感を持つように意識しています。

「小型電動推進船」を開発し、
次の墨田川造船を代表する船に。

将来の夢として描いているのはゼロエミッションの船を生みだすことです。近年、環境に配慮したエネルギーが注目されており、モーターやバッテリーなど電気だけで走る船が注目されはじめています。まだ実用化には時間がかかるかもしれませんが、決して不可能ではないはず。電気関連は技術の進歩が目覚ましく、メーカーの方と会って話を聞いたり展示会に足を運んでみたりと、情報収集を積極的に行っています。自分自身も電気に関する技術や知識を日々更新していき、「小型高速船」とともに「小型電動推進船」を墨田川造船の代表する船にできるように挑戦していきたいですね。