墨田川造船株式会社100年史 1913-2013

墨田川造船株式会社100年史 1913-2013 page 13/84

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概要:
●昭和36年には横浜倉庫の傘下に入り、コーポレートガバナンスが強固になり、船艇建造に専従できる体制ができた。●昭和44年には向島の本社工場を高速道路建設のため、東....

●昭和36年には横浜倉庫の傘下に入り、コーポレートガバナンスが強固になり、船艇建造に専従できる体制ができた。●昭和44年には向島の本社工場を高速道路建設のため、東京都の指導により江東区潮見の現在地に移転。これを機会に工場設備を一新、需要増加に応える体制を整備。●墨田川造船の船艇建造能力は近隣諸外国からも注目され、タイ国、フィリピン、ビルマ等からも受注。●外国からの発注はさらに増加し、リビア、シンガポール、韓国、香港、クェート、ナイジェリア、南イエメン、インド、イランへと販路が拡大。●平成時代に入ると旅客船の大型化、高速化、高品質化の傾向が強まり、このための受注量も増加。●平成10年には建造力強化、新素材対応のため軽合金工場を、同12年にはチタン工場を増設。●平成13年には大物艤装品の移動等に対応するため、15トン型固定式ジブクレーンを増設。●平成14年には隣接倉庫を買収し、資材保管機能を強化。11